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【MY POLICY】 竹ヶ原佳苗さん -後編

2016.09.25 日 IR-キャリアビジョン

有限会社スポーツゲイト丸山 寛氏が、フィットネス業界に生きるビジネスパーソンのこだわりに迫る「MY POLICY」。今回は竹ヶ原佳苗さんのMY POLICYについて前編・後編の2回に分けてお伝えします。

【MY POLICY】 竹ヶ原佳苗さん -前編

竹ヶ原さんの生き方、考え方、行動力からそのヒントを見つけて欲しい。3人妹弟の長女として生まれた竹ヶ原さんは、幼少から学生時代を青森県十和田市で過ごす。教育には相当厳しかったというお母様に、習字、そろばん、日本舞踊、ピアノなど、多くの習い事を課せられ、学級委員や弁論大会、百人一首大会の代表など、学校の中心的存在であったという。「母親が教育や躾にはかなり厳しかったという事もあるのですが、そのお陰で自信もつき、かなり活発に活動をするようになっていきました」

中学生からは軟式テニス部に所属し、青森県大会、東北大会を制し、全国大会にも出場している。その後、日本体育大学に進学し4年間テニスを続けている。「日体大では4年間合宿所生活で、各学年一人ずつの計4人が同部屋でした。 1、2 年生の頃は先輩に対し『はい』しか言えないような立場でしたが、今思えばこの厳しい環境下での生活が、社会人になって活かされていることはかなりあると思います」

ワーキングホリデーを活用してカナダ留学へ

大学を卒業後、地元青森で高校の教員として働くが、活動的な竹ヶ原さんには物足りなく感じ、再び上京。現在でもスタジオアドバイザーを行っているスポーツスパアスリエ(株式会社文教センター)に就職し、6年間正社員として働くことになる。しかし、ここでまた竹ヶ原さんの好奇心旺盛な行動力に火が付く。

「アスリエさんを6年で退社し、ワーキングホリデーを活用してカナダに留学しました」もともと学生時代から英語が大好きだったという彼女が、世界を意識するきっかけがここだ。

「カナダに行く前にもかなり英会話の勉強をして行ったのですが、アルバイトで行っていたエアロビクスのクラスに参加しているおばさまに、『カナエはLとRの発音が違う』と、その場で何回も直されたりと、発音では相当苦労しました。そのお陰で英語が上達することができました(笑)」

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