FITNESS BUSINESS

facebook twitter googleplus

東京2020オリンピック・パラリンピック開催の意義を問い直す

2017.01.13 金

東京2020オリンピック・パラリンピック(以下:東京オリパラ)競技大会の開催が決定し、開催に向けて様々な組織・団体が準備に奔走している。しかし、新国立競技場建設の問題を筆頭に大会会場の選定・新設に関わる問題が山積しているほか、当初の見込みを大きく上回る開催経費も批判されている。

国民の賛同を得て成功裏に大会を終えるためには、そのプロセスや大会終了後に後生にもたらされるレガシーを明示しなければならない。そして、それを国民にわかりやすく伝え、大会開催の意義に対して同意を得ることが求められるのではないだろうか。

本講演会では、上述のような問題が生じる本質的な要因を探り、問題の中心点である施設に着目する。そして、東京オリパラをめぐる報道のあり方について議論を深めていきたい考えだ。

【講座内容】
■5月10日(水) スポーツ評論家 玉木正之
テーマ:2020年東京オリパラの開催で、日本の「何が」、「どう」変わるべきなのか?
~本当のスポーツの価値を理解していない日本人。スポーツの価値からオリンピックを再考する~

■5月17日(水) 東海大学教授 広瀬一郎
テーマ:「オリンピックのビジネス化」と「オリンピックにおけるビジネス開発」
~オリンピックの商業化の歩み。2020年大会に向けたスポーツビジネスの展望など~

■5月24日(水) ノンフィクション作家 長田渚左
テーマ:オリンピック真のレガシー再考と未来
~「ベラ・チャフラフスカ」、五輪が育んだ真の友情と博愛とは何かを2020年を前に確認する~

■5月31日(水) 神奈川大学 人間科学部教授 大竹弘和
テーマ:東京オリパラに関する施設整備と大会終了後の活用
~オリパラに関連する巨大で豪華な競技場建設、その反面、一般人が使用する公共施設数は年々減少している。スポーツ施設の有効活用とは、を問う~

■6月7日(水) シンポジウム(無料)
長田渚左・玉木正之・広瀬一郎・大竹弘和
「2020年東京オリパラ後の日本のスポーツ界は、スポーツ振興は?」
※パネリストと参加者との意見交換を交えた議論を行います

【開催概要】
開催期間:5月10日~6月7日 水曜日 全5回
受講料:9,000円(8,100円) ※1回のみ受講 2,500円(シンポジウムは無料で参加可能)
定員:150名(先着順)
場所:横浜キャンパス3号館3階 3-305ほか
アクセス:東急東横線白楽駅下車 徒歩約13分
※ 駐車場はありませんので、自家用車の利用はご遠慮ください

横浜駅西口バスターミナルから横浜市営バスを利用
【1番乗場 36系統】 菅田町または緑車庫行
【1番乗場 82系統】 八反橋または神大寺入口行
いずれも六角橋西町または神奈川大学入口下車

>>お申込みはこちらから