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リクルート ヘルスケア分野での新規事業参入へ

2015.05.14 木 ヘルスケア/ウェルネス

リクルートホールディングスは13日、決算発表会見で国内事業の持続的な成⻑に向けた新規事業として、ヘルスケア分野でのITを用いたビジネス展開を強化していくと考えを表明した。

将来的には数百億、数千億円のビジネスに

峰岸真澄社長はヘルスケア分野について、「まだビジネスのリサーチをしている段階だが、中長期的には数百億、数千億円のビジネスを目指していきたい」と述べた上で、同市場においては⾃分の体や将来の病気を能動的にマネージメント出来る社会の実現を目指すため、「IT×予防医療・診察予約・ケア領域」などに関連するサービスを展開していきたいと新規事業に対する意欲を示した。

なお、リクルート全体の連結業績は、売上高が9.1%増の1兆2999億円、EBIDA(営業利益+減価償却費+のれん償却額)は6.0%増の1914億円、経常利益は2.9%増の1256億円、当期純利益は6.5%増の697億円。今後の戦略として、国内事業ではITを活用した新成長分野の創出に注力するとし、その分野として(1)中小企業向け業務支援、(2)教育産業、(3)ヘルスケア産業、の3つを挙げた。また、海外事業では現在推進するM&Aに加え、国内事業で培ったノウハウの輸出による成長加速も計画している。

リクルートホールディングス 2015年3月期決算説明会資料