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2035年への保健医療政策の新ビジョン公開-厚生労働省

2015.06.16 火 ヘルスケア/ウェルネス

今年(2015年)2月から6月にかけて設置された「保健医療2035」策定に関する有識者懇談会は9日、20年後を見据えた中長期的な医療政策に関する提言書「保健医療2035」をまとめ、塩崎恭久厚労相に提言書を提出した。

拡大し続ける医療費削減に向けて

2035年への保健医療政策の新ビジョン公開
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/hokabunya/shakaihoshou/hokeniryou2035/

関連資料
保健医療2035提言書の公表について(6月9日)
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000088375.html

急激な高齢化で医療費が増え続ける中、医療費の伸びが想定を超えた場合に調整する仕組みの導入を明記。医療費適正化に向けた手段として、国が決めている診療報酬の一部を都道府県が独自に決定できるよう求めた。

これに加え、医療費自体の増加を抑えるため、健康への影響が指摘されるたばこや酒、砂糖などへの課税を強化する案も盛り込んだ。

提言書の提出を受けて、塩崎恭久厚労相は「できるものから着実に進めていきたい」と述べ、省内に推進体制を整備する考えを示した。