『フィットネスビジネス』 No.51

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November-December 2010 ◎ Fitness Business 5163“姿勢の改善”を積極的に提案、提供しているザ・ビッグスポーツでもビック・エス大日店にクランクサイクルを設置して、積極的にオリジナルのプログラムを提供している。クランキングのプログラムの展開と教育研修を担当するのは、株式会社プライムエデュケーション(東京・日本橋)。同社代表取締役酒井東吾氏に今後の方向性を訊いた。株式会社ザ・ビッグスポーツ 人事本部 人材開発・商品企画部 スーパーバイザー兼姿勢エグゼクティブアドバイザー 藤田修一氏ザ・ビッグスポーツで姿勢エグゼクティブアドバイザーを務める藤田修一氏やや前傾してクランクを押し込むようにして回転させる、文中5.の動きを行う藤田氏教育研修を担当するプライムエデュケーション代表取締役 酒井東吾氏姿勢エグゼクティブアドバイザーを務める藤田修一氏は、かねて上半身の筋肉を連続して使うことで、高い運動効果が得られるマシンがないかと探していた。今年6月のヘルスフィットネスジャパン(HFJ)のジョンソンヘル酒井氏は、IDEAコンベンション2010で、ジョニー・Gに直接指導を受け、このクランクサイクルを使ったエクササイズがストレングスとカーディオの両方のトレーニングを効果的に、しかもコアからローワーバックにかけてバランスよくファンクショナルに行えることを体感した。「これは、教育研修さえきちんとすれば、必ず多くの人々に受け入れられるだろう」、そう確信したという。さらに、このプログラムの開発や日本での展開に、当ステックのブース。そこで藤田氏はクランクサイクルを見かけ、一目で気に入った。「これは、肩関節週辺に不具合を抱えているお客さまにぴったりのマシンだ。姿勢の改善にもつながる」。そこで、昨年リニューアルして、すべて「マトリクス」ブランドのマシンが配置されているビック・エス大日店にさっそく1台導入し、簡単なプログラムをつくり、提供してみることにした。1.座位で前方に交互に回転させる(3分)、2.休憩(1分)、3.座位で後方に交互に回転させる、4.休憩(1分)、5.立位で前方に交互に回転させる(2分)という流れで構成した10分間のプログラムである。現在1時間あたりおよそ4名のお客さまが利用している状況が続いており、人気は高い。というのも、同クラブが姿勢の改善のためと勧めているグループエクササイズクラスの「姿勢プラス」と親和性が高く、胸を開き体幹を締めた姿勢で大きくクランクを回すようにしてエクササイズすることで、姿勢改善効果も高められるため、積極的にスタッフが勧めていることもある。会員さまによっては筋力トレーニング後に仕上げのエクササイズとして取り入れている方もいる。また、このマシンでエクササイズをすることで、背部の血流が促進され、肩こりや四十肩といった症状を和らげられることから、中高年層の利用も多い。さらに、膝に疾患を抱えていて医師にプールでの歩行を勧められている会員さまのなかにも「このマシンなら使える」とジムに来て活用されている方がいる。今後の展開について、藤田氏は「台数を増やしてさらに効果的なプログラムを開発していきたい」と語っている。 株式会社プライムエデュケーション 代表取締役 酒井東吾氏社のスタジオでスピニングやコンディショニングのクラスを担当しているボディーアーキテクトの山下光子氏、館正訓氏がかかわることを知り、一緒に本プログラムの開発、教育研修ができるならと、ジョニー・Gの『COLLEGE OF KNOWLEDGE社』と契約し、クランキングの日本でのソフト面の統括をすることを決めた。同社はMATRIX FITNESS(ジョンソン社)をパートナーとして、クランクサイクルの基本的な使い方からクランキングの展開まで、ソフト面を完全にバックアップする態勢をとっている。同社の日本橋スタジオで、今後体験会や研修会も積極的に実施していく予定である。クラブ運営に必要なアイテムになることは間違いないだろう。Fitness姿勢の改善にも効果を発揮Educationプログラムの開発・教育研修を完全にバックアップ最新ヒットプログラム◆KRANKING®体験会※ジョンソンヘルステックジャパンブース内にて随時開催スポーツサイエンス・テクノロジー2010日程:2010年12月17日(金)・18日(土)・19日(日)場所:東京ビックサイト西1ホール HP : www.sports-st.com◆KRANKING®トレーナー認定 ファンダメンタルコース 日程:2011年1月30日(日)時間:10:00~18:00◆第2回東京オープンカレッジ 日程:2011年2月26日(土)時間:10:00~18:00※料金、定員など、詳しくは下記までお問い合わせください。◉問い合わせ先株式会社プライムエデュケーションKRANKING®エデュケーション事務局TEL:03-6410-7990 FAX:03-6410-7992E-Mail:info@keepkranking.jpHP:www.keepkranking.jp

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