『フィットネスビジネス』 No.51
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Fitness Business 51 ◎ November-December 201014Japan注 目 の 動 き首都圏のビジネスマン、運動能力・体力ともに自信なし株式会社ティップネス、2010年社会人運動意識調査を実施News & Trends株式会社ティップネスは、2010年9月に東京都、大阪府の働いている20〜50代男女計1,600名を対象にインターネット調査を行った。運動能力、体力ともにおよそ半数が「自信なし」と思っていることがわかった。運動能力・体力ともに半数が自信なし運動能力・体力の現状について、運動能力に「自信がある人」は22.6%、「自信がない人」は49.0%。体力に「自信がある人」は20.8%、「自信がない人」は51.5%。いずれも世代による差はなく、運動能力・体力ともに衰えを感じ始めた時期は「比較的最近」という回答が多い。運動能力・体力に対する自信は運動習慣と相関関係がある傾向が、回答から見える(表1)。また、今後の運動能力・体力の低下へ不安を感じる人は、「ある」「どちらかといえばある」を合わせると、ともに90%近くにのぼった。上記の人に対して行った「今後何か対策を行おうと思っていますか?」への回答は、(表2)が示すように日常的に行えるものが上位となった。8割以上が「週1回以上運動したい」現状の運動習慣においては、運動頻度は(表3)のようになった。また、普段運動を行っている人の平均運動時間は、平日・休日ともに30分未満が最も多く、短時間で運動する人が中心だといえる。運動目的は、「健康維持」66.8%、「ダイエット」32.5%、「体力増進」30.6%、「気分転換」25.1%、「ストレス発散」24.5%と、身体や外見のためと、精神的健康のためという人がいる。今後の運動意向については「週1日」18.2%、「週3日」18.0%、「週2回」16.8%と、80%以上の人が週1回以上運動したいと思っているという結果が出ている。ここでも、運動と健康に対する意識の高さはうかがえる。「運動したい」と思っている人々はどうしたらフィットネスクラブへ足を運ぶのだろうか。※数値はすべて少数第二位以下を四捨五入◆表1 自分の運動能力・体力への自信◆表2 運動能力・体力に不安がある人の今後行おうと思っている対策まったく行っていない体力1週1日以上週1日未満運動能力1体力1運動能力2体力5運動能力60%20%40%60%80%100%あるどちらかといえばあるどちらともいえないどちらかといえばないない散歩・ウォーキング腹筋・腕立て伏せなど自己筋力トレーニングランニングフィットネスクラブ水泳ヨガ・ピラティスストレッチ・バランスボールwii fit球技スポーツホームエクササイズゴルフダンススキー・スノーボード柔道・剣道・空手サーフィンその他特に行うことはない0%10%20%30%40%50%体力運動能力健康維持 66.8%ダイエット 32.5%体力 30.6%気分転換 25.1%ストレス発散 24.5%筋力 17.9%趣味10.2%理想の体型 7.2%コミュニケーション5.4%運動能力向上5.1%異性に好かれる4.9%パートナー2.8%頭を活発にする 1.2%その他 2.5%◆表3 運動を行う理由は以下のどれですか?

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